借地権・底地の担保ローンはどこに相談する?失敗しない会社の選び方
借地に建てた自宅や店舗、相続した貸宅地(底地)を担保に資金を借りたい——そう考えて銀行に相談しても、ほとんどの場合は断られます。借地権・底地は権利関係が複雑で換価しにくく、扱えるのはこの分野を明示的に手がける専門ノンバンクに限られるからです。この記事では、相談先を絞り込むための5つの基準と、公開情報で借地・底地への対応を明示している代表的な会社を、順位付けではなく「状況との相性」の軸で整理します。融資の可否・条件は各社の審査によります。
1. 前提:銀行はほぼ不可。専門ノンバンクが土俵
銀行が借地権・底地を敬遠する理由は明確で、返済が滞ったときの処分(換価)が難しいからです。借地権の処分には地主の承諾が絡み、底地は買い手が借地人か専門業者にほぼ限られます。この「処分の難しさ」を評価ノウハウでカバーできる専門ノンバンクだけが、この分野の実質的な相談先です。基礎からの整理は借地権・底地を担保にお金を借りる方法をご覧ください。
2. 失敗しない選び方の5基準
- ① 「借地」「底地」対応を明示している会社を選ぶ:商品説明やFAQで明記している会社だけが審査の土俵に乗ります。明記のない会社への申し込みは時間の浪費になりがちです。
- ② 契約関係の確認に慣れているか:借地契約書・地代の支払状況・更新の経緯など、借地特有の確認事項を初回相談でスムーズに案内できる会社は、審査もスムーズに進む傾向があります。
- ③ 対応エリア:全国対応の会社と首都圏限定の会社があります。物件所在地が対象かを最初に確認しましょう。
- ④ 正規の貸金業者か必ず確認:金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で登録番号を照合してください。借りにくい分野ほど違法業者が付け込みます。
- ⑤ 複数社比較:借地・底地は評価の会社間差が大きい分野です。評価額と掛目まで分解して2〜3社で見比べるのが安全です(評価の仕組みの記事参照)。
3. 借地・底地対応を明示している代表的な会社
当サイトで解説している会社のうち、公式サイト等の公開情報で借地・底地への対応を明示・案内しているのは次の各社です(2026年7月時点)。
| 会社 | 借地・底地まわりの特徴 | エリア |
|---|---|---|
| 日宝 | 創業50年以上。借地・底地・共有持分に加え調整区域・再建築不可も。50万円〜・最短即日も | 全国 |
| つばさコーポレーション | 借地・底地・共有持分・再建築不可に幅広く対応。50万円〜の少額も | 全国 |
| トラストホールディングス | 借地・底地・共有持分のみOK・二〜三番抵当も。最短即日を掲げる | 全国 |
| 丸の内AMS | 借地対応・共有持分に強い・抵当順位不問 | 一都三県中心 |
| アサックス | 東証上場・年1.95%〜7.80%(公式記載)。底地・借地権付建物の取り扱いを案内 | 首都圏 |
| アビック | 創業48年。底地・借地権・再建築不可・レジャー物件まで対応 | 全国 |
※各社公式・公開情報(2026年7月時点)に基づきます。融資の可否・条件は各社の審査によります。会社名リンクは当サイトの解説記事、一部のボタンはPR(広告)リンクです。
借地・底地の老舗に、まず条件を確認してみたい方へ
この記事の状況に合う相談先のひとつ
日宝
※リンク先は日宝(PR)。融資の可否は各社の審査によります。
少額(50万円〜)から全国対応で相談したい方へ
この記事の状況に合う相談先のひとつ
つばさコーポレーション
※リンク先はつばさコーポレーション(PR)。融資の可否は各社の審査によります。
4. 相談前に揃えておくべき資料
- 借地契約書(土地賃貸借契約書):契約期間・地代・特約の確認に必須
- 地代の支払記録:通帳の記録や領収書。滞納がないことは最大のプラス材料
- 建物の登記事項証明書:所有関係と既存の抵当権の確認
- 固定資産税の課税明細:評価の参考資料
これらが揃っていると、初回相談で具体的な目安が出やすくなります。逆に契約書が見つからない場合も、その旨を正直に伝えれば対処法(地主への確認など)から相談に乗ってくれる会社はあります。
5. まとめ
- 借地権・底地は銀行がほぼ扱わず、対応を明示する専門ノンバンクが土俵
- 選び方は「借地・底地の明記/契約関係の経験/エリア/正規業者/複数比較」の5基準
- 地代の支払記録と契約書類が評価を左右する。資料を揃えてから2〜3社に相談を